ソバの効能について

お蕎麦のことなどを少しずつ紹介していければと思います。
まず最初は、「ソバの効能」について。

 

豊富なビタミンB1
日本で蕎麦が流行したのは、江戸中期、白米による脚気が流行し始めた頃と言われています。
(脚気とは、ビタミン欠乏症のひとつで、ビタミンB1の不足によって心不全や末梢神経障害などをおこすものです。)
そう、蕎麦には、ビタミンB1が豊富に含まれているのです。

その含有量は、なんと白米の約4倍です。

 

ビタミンB1だけじゃない
ビタミンB1だけでは、ありません。特に忘れてならないのが、「ルチン」という成分です。
「ルチン」は、ビタミンEと共に毛細血管を強化すると言われています。
蕎麦を主食としている地域では、小麦粉を主食としている地域より血圧が低いことを示した調査もありました。

 

他にも、強力な抗酸化作用をもつビタミンE、

肝臓の機能を強化するコリン(ビタミンBの一種)、
コレステロールの増加抑制に効果があると言われる食物繊維など、
人の体によい働きをする成分が豊富に含まれています。

 

長寿食といわれるゆえんは、ここにあるのです。